高野潤ギャラリー ボリビアの空と大地

AYATA-LA PAZ
ラ・パス県アヤタ村の少女。奥地の山村にたどり着いたとき、いつも笑顔で迎えてくれたのが少女たちであった

CHARAZANI LA PAZ
朝方、ロバといっしょに野山へ向かう少女が目の前を通り過ぎた。チャラサニーの奥地にあった小さな村にて

CAMINO DEL INCA-TAKESI
ラパス県の山岳地にインカが築いたタケシ道。この道は現在のチュルマニ方面につながっていた。コカを求めた道と思われる

NEVADO HUAYNAPOTOSI-LA PAZ
ラ・パス市近くに位置するチャカルタヤ山頂(約5420m)からはワイナポトシ峰(約6080m)が目の前に望める

CORDILLERA REAL-LA PAZ
風が吹くラ・パス県の高原から望むレアル山群のイヤンプ峰(左側・約6480m)とアンコウマ峰(約6380m)

CHIPAYA ORURO
チパヤ族が住む高原は塩分が含まれる不毛の大地。彼らはキヌアの栽培と羊の放牧で生き抜いている。オルロ県

FLAMENCO EN SALAR DE UYUNI-POTOSI
乾期前三月ごろのウユニ塩湖はまだ湖のような風景の広がりである。沿岸近くを一羽のフラミンゴが散歩していた

SALAR DE UYUNI-POTOSI
ウユニ塩湖。空と沿岸近くに溜まった水が夕方の残照に染まり、見事なシシンメトリー世界を見せてくれた

LAGUNA COLORADA-POTOSI
三国国境地帯に近いラグナ・コロラド(海抜約4270m)。塩の白い模様が赤い湖の中に描かれている。ポトシ県

FLAMENCOS EN LAGUNA COLORADA-POTOSI
チリとアルゼンチンに接する三国国境地帯近くにあるラグナ・コロラダ(赤い湖)上を飛翔する無数のフラミンゴ

LAGUNA VERDE Y VOLCAN LICANCABUR-POTOSI
アタカマ高地が広がるチリとの国境に位置するリカンカブル山。ボリビア側にラグナ・ベルデ(緑の湖)がある

LAGUNITAS EN SUR DE BOLIVIA-POTOSI
ボリビア南部、チリに近い荒涼とした高原には凍結した小さな湖が無数に見られた

高野潤
写真家。1973年から山村や遺跡、大自然などを求めて、ペル-やボリビアを中心としたアンデスやアマゾン地方を毎年歩き続ける。主な著書に『インカを歩く』(岩波新書カラー版)、『マチュピチュ』(中公新書カラー版)、『インカの食卓』(平凡社)など。2013年1月に、インカ帝国のアンティ・スユの一部、またはコリャ・スユとしてボリビア方面も紹介した『インカ帝国―大街道を行く』(中公新書カラー版)が刊行される。2016年9月逝去。

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