駐日ボリビア大使にルイス正春比嘉トミタ氏が着任

ボリビアのモラレス大統領は、ハイメ正勝安次嶺前大使の離任以来約2年の間空席が続いていた駐日ボリビア大使に、引続き日系人のルイス正春比嘉トミタ氏(55歳)を任命しました。

同氏は2月初めに来日し、近日中に日本政府へ信任状を奉呈した後、天皇陛下による親任式を経て正式に新駐日ボリビア大使に就任される予定です。
比嘉氏は、1955年にボリビアのパロメティア地域で、第一次沖縄移民の父故正信氏と母ヨシさんとの次男として出生し、1979年に航空大学校を卒業後、空軍のパイロットや教官として活躍して最終階級は空軍大佐、2005年から2009年の間はモラレス大統領専用機のパイロットを勤めました。
家族は、カルメン・ジルカ・マラニョン・トミタさん、長男のハイメ・ロドリゴ・比嘉さん〔24歳〕、長女のパメラさん(22歳)、次女エステファニアさん〔17歳〕の4人で、3月末~4月頃に来日が予定されています。
新大使の印象は、落着いた柔和な物腰ながら、精悍で引き締まった容貌と体躯はいかにも軍人出身者らしいものであり、今後ボリビアと日本とを繋ぐ架け橋として、本国のボリビア国民や約1万6千人の日系ボリビア人は基より、約6000人に上る在日ボリビア人や、同国に関心や関係を持つ日本の個人・組織/団体からも、同氏の活躍に大きな期待が寄せられています。
今後、当協会としても、新大使の活動を側面から支援すると共に、同氏のお力も借りながら、その使命とする日本とボリビア両国間の交流のより一層の促進と進化・発展に取組んで行きたいと考えています。

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